artigana-gの道具・3
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            学生のときから使っているJUKIの職業用ミシン.
            直線縫いのみ.足踏みです.いつもご苦労様ー!
            シンプルで大好き.油差したり磨いたり,大事にしてます.
# by artigana-g | 2004-12-23 12:42 | 道具 | Comments(4)
同級生
新宿,銀座で雑用を済ませてから,I君のデザイン事務所に遊びに行きました.
あの六本木ヒルズに見おろされているような西麻布へ.

彼は,専門学校の時の同級生.
卒業してからずっと仲良くしていたわけではないのですが,
たわいのない事を話したくて,私が会社を辞めてからよく話すようになりました.
そして彼の事務所から,私のブライダルへの道が開けていったということもあって
なんだか縁のあるお友達なのです.

学生の頃,
私たちのクラスは「ファッションデザイン科」という名のクラスでしたから,
特に男子は有名なファッションデザイナーになるために,燃えるのです.
服飾専門学校では,
生産管理や,マーチャンダイザーや,パタンナーを目指す男の人達もいるのですが,
「ファッションデザイン科」では,「ファッションデザイナー」.
女の子にはない意気込みだったと思う.
きっと女の子よりも,過酷な試練をくぐったんだろうなぁ.
私はあまり気付かなかったけど.

それで卒業後もいろいろなところをくぐりぬけたI君には,
また別の景色が見えているようでした.
そのときにしかできないことをやりましょう!
I君とはずっと仲良くしていきたいと思う.頑張ってね.
また遊びに行くネ.今日はどうもありがとう.
# by artigana-g | 2004-12-22 22:58 | 日々 | Comments(0)
本棚を整理していたら
本棚が乱れてきたので,
この際,要らない本を放出しようと思って
本を選び始めたら,これがなかなかたいへんなのです.

もういいやと思える本と,手元に残しておきたい本とを選ぶのに
いちいち中身を確認して,途中で1冊ほぼ読んでしまったり,
いつ買ったんだっけ?と調べてみたり,
カバーをキレイに拭いてあげたり,折れているところを直したり,
いいやと思ったのに,気が変わってもう一度本棚に戻してみたり,
予想以上の時間を使ってしまいました.

それにもう忘れていたような過去が出てきたりしました.
唯一のサイン本で,稲越功一さんの写真集.
25才くらいのとき,渋谷のギャラリーで稲越さんの写真展があって,
冷たい雨が降っていたのに,(多分)初日に出かけて行ったのでした.
会場には稲越功一さんご本人がいらっしゃって,ドキドキしたのを覚えています.
その頃私はプライベートが辛い時期で,
稲越さんにお会いして,写真集に
「雨の東京,artigana-gさんへ Koichi Inakoshi」
とサインしていただいて,
おまけにポストカードを入れる封筒にまでサインしてくださって,
とっても嬉しくて,癒された.という思い出.
これはほんとに手放してはいけない本.


ただ,本棚をキレイにしたかっただけなのに,たくさんのことを思い出してしまった...
# by artigana-g | 2004-12-21 18:06 | 日々 | Comments(2)
冬の日に歩く
今日,東京は冷たく湿った風が吹いていました.
でも,外を歩くのはとっても気持ちが良かった.寒いの好きです.
また今日も表参道を歩きました.南青山のお店に今年最後の売り込み.

久しぶりにゆっくりと私の提案商品を見てくださり,
レースにビーズをびっしり刺繍した,ボンネのような頭を覆う髪飾りと,
お揃いの椅子の形のリングクッションを選んでくださいました.
私自身も気に入っていたし,お店もとっても気に入ってくださって,今日はいい日です!

商談が終わってから,なんとなく根津美術館方面に歩いて行きました.
ちょっとその辺をお散歩してみたくなったのです.
しばらくこのあたりを歩いていなかったので新鮮でした.
PRADAのビルは圧巻ですね.まるでラムネのビンのような建築!(というと怒られそう)
グリーンのガラスがひし形に積みあがったようなデザインのビル.
まだフロムファーストもあるし,ヨージやコムデギャルソンもあるし,なんだか懐かしい.
前はよく来ていたのに.
ちょっとノスタルジーを感じながら,また表参道へ戻って,明治神宮に向かって歩く.

青山同潤会アパート跡地は,工事の塀がだんだん高くなってきました.
何台ものクレーンが見えます.地下は深そう.平成18年1月完成予定なんだぁ.
どんなビルが出来上がるのでしょうね.期待できますね.
工事の塀に人工芝みたいなので作ったポケットがたーくさんあって,
そこに植物が植えてあるんですよね.安藤忠雄さんのアイデアなのかな.

と,いろいろなことを考えながら,歩いているのが好き.
こういう日はどこまでも歩いていってしまいたくなるのでした.
# by artigana-g | 2004-12-20 15:17 | 日々 | Comments(4)
私なりの仕様書
オーダーのお店にはサンプルだけが置いてあって,お客様はそれを見て注文します.
私の作った商品は,全てお店に納めてしまうので
自分の仕事場にはサンプルとか在庫とかが全くないのです.

新しい商品を作ったら,作り方を記録して,撮影して
お客様のオーダーがあった時に,同じ物を作れるようにします.
が,
雑誌の撮影の場合など,納期があまりなくて
佐川急便さんの集荷に間に合わせなければならないような時に
記録が雑になって,あとでサンプルと同じように作れない事があるのです.
自分の書いた仕様書が,自分に判読不可能とか,部分をどう作ったか記録がないとか.

いつもA4の5ミリ方眼に書いて,ファイルに入れてあるのですが
自分がわかればいいという状況なので,
「誰が見ても作れる仕様書」になっていないし.ファイルには目次もないし.
かなり前に納めた商品を注文されたりすると
その記録がどこに入っているかがしばらくわからなくて,あせります.

どうしても納めたサンプルと同じようにできない,と降参した場合は
お店に頼んで,サンプルをバックしてもらい,それを見ながら作るという事もあります.
お店からはちょっと呆れられてしまいますが.

きちんとした仕様書を書く.というのがあまり好きではないのです.
今日もあまり好きではないことをやっていました.
でもちゃんとしなきゃ.
# by artigana-g | 2004-12-19 18:48 | 職人 | Comments(0)