手荒れの季節になりました.去年よりも(お値段が)バージョンアップしたハンドクリーム. 昨日は京都へ出荷する商品を作っていまして夜になりました.そして「たけしの日本教育白書」 という番組の後半を観ていまして,憂鬱になりながら寝てしまいました.その中で石原都知事は 日本の社会が成熟を通り越して「発酵」している.「腐敗」しているとおっしゃっていました.そして 久米宏さんが,後戻りできない事を覚悟しなくてはいけない.とおっしゃっていましたね. その前の日には 居場所がなくなってしまったという子供たちに向き合う,お寺の住職さんや,スクールパートナーとして 中学校に派遣されたプロボクサー,元暴走族リーダーの活動などのドキュメントを観てしまった. どうしてこんな事になっちゃってるんでしょうね?いじめられて自殺するなんて... 全て大人がよくないということはハッキリしている. 厳しさ,我慢強さ,他人への思いやり,を,大人は教えなかったから? お笑い芸人のバカみたいな番組とか,携帯電話やネットがいけないの? 自分がこんな国の大人のひとりなのか,,,と,子供のいない私でも思ってしまいます. 中学の時は「ひぐち棒」(←ひぐち先生が持っていた棒をみんながそう言っていた)というもので笑いながら生徒を叩いている先生がいましたね.高校の時は ふざけていた男子が先生に「蹲踞(そんきょ)しろ!」と言われていましたね.廊下で. *蹲踞=(すもうや剣道で)競技に入る前の,向かい合う姿勢.つま先立ちで深く腰をおろし, 上体を正す.新明解国語辞典より. こういうことって今はないんですよね~.
by artigana-g
| 2006-11-12 10:08
| 日々
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Comments(6)
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at 2006-11-12 17:23
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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mariko♪
at 2006-11-12 18:58
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高校の頃、古典の時間に答えられないと「ボケー!立ってろー!」と怒鳴られました。その度に「あぁ ちゃんと予習してくればよかった」と反省しました。級友たちも「あの先生こわいけど、力つくよね」って感じで。教師の暴言とか生徒の心が・・なんて外部が口をはさめない世界ってありますよね。大切なのは、愛情と信頼関係だと思います。今の学校にも確かにあると思うのですが、ニュースで聞くのは溜息が出るようなことばかりで・・。色々な意味で、大人たちがしっかりしなくては、と思います。
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artigana-g at 2006-11-13 07:33
鍵コメントさん
斉藤孝さんが「すごい事をすごくないように書いているのが教科書」と おっしゃっていましたが,そのすごい事を『すごいんだよ!』と 教えてくれる先生はあまりいないですネ.学校が楽しいところだったら 悲しい事は起きないような気がします.私は中学時代とても楽しかったです. 今日のニュースにもまた同じような出来事が報道されていますね.. これブームですね.真似するな!と言いたいです.
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artigana-g at 2006-11-13 07:40
mariko♪さん
古典ですかぁ.高校の古典の先生思い出しちゃいました. 自分の頃と比べて,空気が違いますね. いつからこんな風に変わっていったのかな?と不思議です. 不思議ですけど日本全体の空気を作っている中に自分もいるのでしょう. 個性個性という割には「みんなと同じ」にしていないといけない,という なああんかちまちました考え方がむかつきますネ.
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fujicream
at 2006-11-13 11:41
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どの番組かで紹介されていた司馬遼太郎さんが書いた『21世紀を生きる君たちへ』 は 憂鬱なニュースの中で救われる思いがしました。 教科書に載せるために書かれたものでしたが単行本になっているようです。 やはり 個性をもつにも優しさをもつにも、強くあらねばいけませんし、訓練が必要なのだと思いました。
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artigana-g at 2006-11-13 12:18
fujicreamさん
私も観ました.「たけしの教育白書」ですよね?良かったですよね. 教科書に採用されなかったのは残念でしたね. 訓練ですねえ.訓練しないと身につかないことはたくさんありますね. 今,日本は美しくないですね.寂しいことに.
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