皆さんワールドカップをご覧になっている頃でしょうか.
お仕事の狭間,エアスポットのような今日,先日叔母が「いつでもいいから」と言って 置いていったインドで買ってきたという生地を形にしようと朝から頑張ってみました. 作っていたのはシャツなのですが. 生地がぁぁ.そんなに安いものでもなさそうなのに,やっぱりインドだった. 織り柄のチェックは布目が両端でぐぐぐっと曲がっているし,ミシン刺繍のお花の柄までが 正確なようで微妙にずれているので,裁断から四苦八苦してしまった. 柄合わせも難しかった. そして縫い始めると,しばらくしてほどいている...(これがなぜか嫌じゃないんですけど) この間洋服を縫いたいと思っていたからうまくいくものだと思っていたのが マチガイ.難航しながら進みました. 学校の同級生にハナエ・モリのオートクチュールの縫製に就職が決まった子がいたけど, それを聞いた時は特に感動しなかった.でも今なら,ホントにすごいね!☆と思える. デザイナーがとてつもなく素晴しいアイデアを持っていても それを綺麗な形にしてくれる人がいなければ,ただの空想みたいなものです. 縫製担当の人たちの事を思いながら,尊敬しながらミシンを踏んだ. 自分でやってみると良くわかります.濃い一日だった.
by artigana-g
| 2006-06-16 23:22
| 職人
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Comments(6)
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stutiyi at 2006-06-17 10:44
インドのどんな生地から、どんなシャツが出来上がるのか・・・拝見するのを楽しみにしています★
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artigana-g at 2006-06-17 16:19
stutiyiさん
恥ずかしいですが,UPしました☆↑こんなのでした.
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hryouryou1212 at 2006-06-17 20:26
友達にパターンナーを目指して勉強していた子がいるんです。私は、土俵は違うけど、当時建築デザイナーを目指していたので、彼女のこと、よく分かっていませんでした。
でも、パターンナーって、デザイナーの思いを叶えられる番頭ですよね。本当に大事なポジションだと、尊敬しています。 ↑、襟ぐりがとくに綺麗ですねー。
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artigana-g at 2006-06-18 09:09
hryouryou1212さん
ホントにそうなんですよ☆優秀なパタンナーさんは素晴しいです. パタンナーさんの実力次第で,良くも悪くもなってしまいます. 縫製もそうなんですけど,その前の組み立ての段階で,パタンナーさんは とっても重要なお仕事をしているのです☆ 私のお友達に1級建築士がいますが,その彼が「建築家と建築士の違い」という 話をしていました.そんな違いかなぁ.どうでしょう. (彼はモエレ沼の「ピラミッド」を担当した人です☆)
端正な顔立ち(?)のシャツですね。
衿の刺繍柄の出方・・・「いい仕事してますね」賞、受賞間違いなし!です。
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artigana-g at 2006-06-20 08:54
stutiyiさん
端正ですか.ありがとうございます☆ ちょっと大きめの衿ですが,なかなか良かったです. 柄位置は,,もうそんなにいろいろできなかったのでこうなりました. 以前の会社でもこんな風に柄位置の指定,よくやっていたので慣れているのかな.
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