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すべては選べない
レンタルの展示会用・商品を作り始めました.なんだか,たくさんある,,,.

いつも企画会社のOさんから,「また展示会の商品,お願いしたいんですけどぉ」
という電話が来て,打ち合わせをするのですが
私に時間がないときは,ざっと指示を書いた書類と,場合によってはドレスの生地が
送られてきます.
(仕事量は電話で聞いていたよりも増えていることが多い)
届いた指示を読んで,良くわからないところを電話で質問します.たとえば
「品番×××のこれは,,,?」
「それはですねぇ,あの~,シンクロの選手がハデなの頭につけてるじゃないですか.
そういうぴったりくっついた感じの・・・.」
「あぁぁぁ,シンクロね~.」 

次は,材料を準備するために仕入れに出かけます.材料を選ぼうとすると
ドレスの色に合う同じ種類のビーズの色がなかったり,
ビーズの大きさを3ミリにするのか,4ミリにするのかその場では判断できなかったり,
スワロフスキーを使ったらいいのか,チェコビーズにすべきか決めかねたり,
1度に展示会分すべての材料を選ぶのはタイヘンな事なのでした.
頭の中は葛藤だらけで,ビーズの棚に挟まれて,ひとり途方に暮れてしまう私...

だいたいそういう時に隣では
(グループで来ている)ミセスたちが
大きな声でしゃべりながら,楽しそうにビーズを選んでいるのでした.
by artigana-g | 2005-07-08 16:58 | 職人 | Comments(2)
Commented by sarah at 2005-07-09 00:51 x
そういったご苦労の中からあの作品たちは生まれてくるんですね。
作っていただいたあの作品たちは、私の大事な大事な宝物です。
Commented by artigana-g at 2005-07-09 08:53
sarahさん
ご苦労というか,これがお仕事なのでしょう.この場面では結構頭使います.
sarahさんのために作らせていただいたのが,もうかなり昔のような,,,.
宝物なんて.どうもありがとうございます.
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