昨年出版されていましたが今になって読んでみようと思いました.『モード後の世界』栗野宏文著 扶桑社 「パンデミック」は近代世界、現代政治の問題をあぶり出しましたが「ポスト・パンデミック」は二十一世紀に解決すべき諸問題に国籍や人種を超えて協力し、立ち向かい、人類が実現したい世界に向かう好機になると考えています。・・・そこに「ファッション」は役目を果たせると信じます。何故なら、着ることは生きることだから。着ることは自己の確認や他者の認識、相互のコミュニケーションを深め、理解を促すものだから。着ることは人間の尊厳に関わるものだから。(本文より) 読んでいて,懐かしいアパレル時代を思い出しました.これからのファッション業界をどうみていらっしゃるのか気になりました. 「ファッションには、人間が人間として、リスペクトされるための装置としての側面があり,,その人の人間性がファッションを通して外に醸し出されていく、その手助けをするようなファッションが、今一番求められていると感じています。」 お客様に喜んでいただけるものを販売する,幸せになっていただきたいという熱い思いを感じました. ユナイテッドアローズができた時には,すぐ近くで働いていました.栗野さんに何度かお会いしたことがあります.まさしく重鎮です.
by artigana-g
| 2021-10-19 15:56
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