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建築家の話
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_ステラプレイス


『隈研吾による隈研吾』だいわ文庫 を読みました.小さい頃からのことが細かく書かれています.大倉山という都会でも田舎でもないところに住んでいた.家の後ろは里山であった.畳の上で積み木で遊ぶのが大好きだった.お隣には農家のじゅんこちゃんが住んでいて,じゅんこちゃんちの床下には蛇がいた,竹やぶがあった,じゅんこちゃんちは大地とつながっている家で,自分の家は死んだ家だった,幼稚園は田園調布のキリスト教の幼稚園,中学高校もカソリックの学校だった.その後東大へ.いたるところに,導いてくれるメンターが現れる.そして真面目な父の存在.著者をあまり知らなかったがこれでなんとなくわかった.歴史的な建築の世界も語られていておもしろかった.隈研吾の建築を見に行きたくなった.




あとがきより

 自分の「場所」があるから、何があっても、人は生きていける。だから建築家は、もっともっと「場所」を大切にしなければいけない。目の前では、いろいろなことが起こり続けるだろうが、そのような細々とした事物の向こう側に、どっしりとあり続ける「場所」を、見続けなければならない。「場所」はどっしりしているようで、きわめて繊細だから。どうすればその「場所」を壊さずに守っていけるだろうか。「場所」を守りながら、そこに物を作ったりデザインすることができるだろうか。

by artigana-g | 2021-09-07 21:30 | 職人 | Comments(0)
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