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昨日の現場
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ビーズの枝が涙型のスワロフスキーを抱えているようなイヤリング.ご好評をいただいております.

仕事の合間に短時間読書をしていますが,以前にご紹介した吉本ばななさんの本「イヤシノウタ」のなかで気になった個所..

 たまに北海道の肥沃な土地と果てしない空のもと、そしてヒグマのひそむ森や厳しい冬の気候の中で育った人と話していて、ちょっと急ぎのことを言うと、その人が不思議なぽかんとした顔になることがある。北海道の人たちだけにある「ぽかん」で、そんなときの彼らはまるで子どもみたいにまん丸の透明な目をしている。小さいことを急いでせかせか見ないでいることに、彼らは慣れている。そういうことこそが、土地のもたらす財産なんだと思う。    『豊かさ』より抜粋

北海道の人たち,こんな感じなのでしょうか.

おまけ 北海道あるある

by artigana-g | 2019-03-04 09:12 | 職人 | Comments(4)
Commented at 2019-03-05 00:55
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by degasdegas at 2019-03-05 08:53
広大な大地に育った人々=大らかな性格、と結びつけてしまいがちですが...

少し違う気がしますね

私が出会ってきた人々は、少なくともそうでしたが、どうなんでしょう? まぁ、とかくに、このような話は、『日本人て...』とか『中国人は...』と言ってしまうのと同じことですから、吉本ばななさんが自身の作品のなかで言う分には良いと思います...って言い方になってしまいますけど...

『大判振る舞い』なところはあるかもしれません:) が、細かいことを気にしない、とか、ゆったり、おっとり、という感じではない気がします。羆の生まれ変わりの方たちと鹿の生まれ変わりの人たちを全部いっしょくたにするようなものかもしれないです...それに加えて、リスやキツネやタヌキもいますから...私が熱く語ることでもないですが...笑
Commented by artigana-g at 2019-03-05 09:33
鍵コメントさん
コメントありがとうございます.涙しますね!
Commented by artigana-g at 2019-03-05 09:37
degasdegasさん
コメントありがとうございます.道外から来た人のほうがやはり道民性?を感じられるのではないでしょうか.アパレルの時は,札幌のバイヤーは東京の意見に頼りがちで自分たちでは何も考えないという,人任せなところが目に付きました.今はそんなことはないと思いますが.
そう,いろんな人がいますよね!
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