<< 同級生 冬の日に歩く >>
本棚を整理していたら
本棚が乱れてきたので,
この際,要らない本を放出しようと思って
本を選び始めたら,これがなかなかたいへんなのです.

もういいやと思える本と,手元に残しておきたい本とを選ぶのに
いちいち中身を確認して,途中で1冊ほぼ読んでしまったり,
いつ買ったんだっけ?と調べてみたり,
カバーをキレイに拭いてあげたり,折れているところを直したり,
いいやと思ったのに,気が変わってもう一度本棚に戻してみたり,
予想以上の時間を使ってしまいました.

それにもう忘れていたような過去が出てきたりしました.
唯一のサイン本で,稲越功一さんの写真集.
25才くらいのとき,渋谷のギャラリーで稲越さんの写真展があって,
冷たい雨が降っていたのに,(多分)初日に出かけて行ったのでした.
会場には稲越功一さんご本人がいらっしゃって,ドキドキしたのを覚えています.
その頃私はプライベートが辛い時期で,
稲越さんにお会いして,写真集に
「雨の東京,artigana-gさんへ Koichi Inakoshi」
とサインしていただいて,
おまけにポストカードを入れる封筒にまでサインしてくださって,
とっても嬉しくて,癒された.という思い出.
これはほんとに手放してはいけない本.


ただ,本棚をキレイにしたかっただけなのに,たくさんのことを思い出してしまった...
by artigana-g | 2004-12-21 18:06 | 日々 | Comments(2)
Commented by illy23 at 2004-12-21 22:45
♪古いアルバムの中にぃー隠れてー思い出がいいっぱい♪
日付は遥かに昔の事でも、自分にとっては鮮明な出来事ってあるよね。
GON
Commented by artigana-g at 2004-12-22 09:26
GONさん
そうなんですよ,もう忘れちゃってたから.ちょっとビックリしたし.
本棚の中には,イタリア関係の本が予想以上にあって,
思わず読み返してしまいました.
イタリアの歴史とは?イタリア料理とは?イタリア人とは?って.

本棚って,思いでだらけの物なのかも.
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