昨日買った『美術手帖』を読まないようにして,詳しいことがわからないまま展覧会を見ようと 思いました.ぁぁぁびっくりというのをどれだけ感じるだろうという期待を胸に. 朝から見に来ている人たちはほとんどが中高年で,少し外国の人,ほんの少し 見るからに雑誌ブルータスの読者のような男の人. 全体は江戸時代のアートディレクターやデザイナーさんたちの作品と思います. 屏風やふすま,すずり箱,巻物,掛け軸,陶器など.金箔を使った華々しいものが多い. それと何でも構図や形がダイナミック&繊細なテクニック. なかでも一番好きだったのは,この絵葉書の 俵屋宗達作 白像図杉戸(養源院所蔵) でした.このゾウ,すごいじゃないですか. もう一匹いるのですが,戸の全体に大きく描かれているのです.こんなのありですか. 耳の形がどうもおかしいのですが,これもありですか.他の戸には狛犬と麒麟もいました. いたるところで釘付けになりました.ぁぁぁびっくりでした.とても幸せでした. 大琳派展
by artigana-g
| 2008-10-16 00:07
| 職人
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Comments(6)
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ひな
at 2008-10-16 12:51
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現代の作品と言われても通りそうなゾウですね。
私は中学の頃、美術史学者の祖父と初めて行った東京国立博物館で、正倉院宝物展に感激したことを今でも覚えています~。 その後も東洋西洋問わずたくさんの展覧会へ連れて行ってもらいましたが、詳しいガイド付きだったので見て感じたまま…というのは祖父と一緒だとあんまりなかったかな?でもとても楽しい時間でした♪ artigana-gさんはまた違った視点でご覧になるのでしょうね~(^^)
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artigana-g at 2008-10-17 08:57
ひなさん
おじいさまが美術史学者!ってかっこいいですね~☆羨ましいです^^ 解説してくださるんですか?素晴らしいです. 先にいろいろ知っているのと,全然知らずに見たのとでは きっと気持ちが違うと思うんですよね.あとから「そうだったのか」と思えるほうが 尚いっそう心に残るような気もしますね. 今回は,帰ってきてから『美術手帖』を読んでみました.そうだったのか☆だらけです.
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cappu
at 2008-10-17 15:21
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大琳派展、江戸時代のもので何とも言えない感じがありますね。
実際に見るとまた違った印象かしら?昔のものは~奥が深いですね。
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wedding-maria at 2008-10-17 17:44
観にいきたい展覧会のひとつです。こんな企画の展覧会今までなかったですよね。
・・・・ですが、上京して観るとなると限られた時間の中で他にもしたいことだらけで、だいたいが上京じたい限られてしまって・・・。秋は特に短い。そちらにいて好きに訪ねていけるのがうらやましいほどです。 でも、このゾウさんんを見て、やっぱりぜひ、行かなきゃ!・・・と。
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artigana-g at 2008-10-17 23:35
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artigana-g at 2008-10-17 23:40
wedding-mariaさん
お時間があれば是非おでかけになってください.おもしろいです☆ 私としては「好きに訪ねていける」というよりも 東京にいるのに見ないのか?みたいな気持ちがあります. 見られるものは見られるうちに見ておこうと思っております^^ ゾウさんのほかに,尾形乾山が陶器を作って尾形光琳(兄)が絵付けをした 美しいお皿の数々が印象的でした.
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