<< あと一歩の気持ち artigana-gの仕事・28 >>
どこかへ行ってしまわないように
時計を気にしながら,なんとか急ぎの刺繍を終わらせた.
そもそも刺繍をする,という行為は優雅なはずなのに.
時間と戦ったり.なんて,とても優雅とはいえません.
私は戦う,とか競うとか,争うということを嫌がり避ける人なのに.
優雅にする仕事.というものはあるのだろうか.
でも,私がまた迷子にならないためには,やらなくてはいけない.
時間は限られているのだし,ここに永遠にいる事もないから.

どこかの国の占い師が
 「奇妙で皮肉なことに,あなたをしっかりとつかまえ,
  はるかかなたの成層圏へと漂ってしまわないようにしているのは
  もっとも日常的な仕事だったりするのです.
  腕を磨き,分別ある健康的な人生を送りましょう.
  退屈な人生かもしれませんが,
  あなたが目指す場所へと導いてくれることになるのです.」

と言っています.ストライクゾーンです.
腕を磨く!しびれます.
ちょっとだけ休憩したら,また体制を立て直せる.
皆様のために.
by artigana-g | 2005-05-29 00:02 | 職人 | Comments(2)
Commented by azusak at 2005-05-29 01:47
フリーの人は大変ですね・・・・
組織に属していると不自由な反面、仕事の量はほぼ決まっています。
でもartigana-gさんの仕事は夢があふれていて素敵だなあ、って思います♪
Commented by artigana-g at 2005-05-29 23:34
azusakさん
優しいお言葉ありがとうございます.
ほんとによく皆さんから「夢」というのを言われます.
ブライダルのお仕事だからでしょうか?
いつもやわらかい頭でいたいなぁと思っています.
お祝い事のお仕事は明るい気持ちでしなくてはいけませんね.
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