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『魂の退社』
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昨年7月,図書館にリクエストしていた本が来ました☆(70人待ちだった) 『魂の退社』 稲垣えみ子著
2016年にはTVなどでお見かけしたので稲垣さんの本を読んでみたい!と思ったのですが今年になってしまうと少々熱も冷めている.でもやっと届いたのです.2時間で読みました.
本文より
 私たちは自分の人生について、いつも何かを恐れている。負けてはいけないと自分を追い詰め、頑張らねばと真面目に深刻に考えてしまう。しかし真面目に頑張ったからその分何かが返ってくるかというと、そんなことはないのである。そしてそのことに私たちは傷つき、不安になり、また頑張らねばと思い返す。そして、その繰り返しのうちに人生は終わっていくのではないかと思うと、そのこともまた恐ろしいのである。
 しかし、もしや幸せとは努力したその先にあるのではなくて、意外とそのへんに転がっているものなんじゃないか? そう思ったら、会社を辞めるって、意外にそれほど怖いことじゃないんじゃないかと思えてきたのである。

朝日新聞の編集委員だった著者が会社を辞めて生きていくという決意をする.日本は「会社社会」であって,会社員以外の人は「不審者」扱いされるという事実がおもしろかったし,本当にそうだと思うことがいっぱいです.私には勇気がもらえる一冊でした.
稲垣さんがその後,どうしていらっしゃるのかちょっと知りたいと思いますが,きっとお元気でお暮しのことと思います.女の人は強いから.

by artigana-g | 2017-04-21 09:16 | 職人 | Comments(2)
Commented by yoyo at 2017-04-24 22:17 x
この方が朝日新聞にご在籍の頃、コラムや記事を紙面上で大変興味深く楽しく拝読していました。
つい数ヶ月前、夜の某報道番組に出られているお姿を拝見しましたよ。お話しぶりも(髪型も♪)すごく素敵でした。
私も図書館に予約してみようかな。
Commented by artigana-g at 2017-04-25 16:58
yoyoさん
コメントありがとうございます.
私も朝日新聞のコラム,読んでいました. 報道番組に出演されていたのですね☆ 私も見たかったです.
そちらの図書館でも人気でしょうか?読んでみてください^^
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